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ささえあいプロジェクト始動

「厳しい状況にある福祉施設を今、私たちができることで支えよう!

支える人と支える人のてとてをつなごう!

Since April 5 , 2020

クラウドファンディング寄付金275,500円

ありがとうございました

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クラウドファンディング開始

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【経営者として、保護者として出来ることを】

 

 マイルストーン株式会社、代表の後藤裕紀です。

 この度の新型コロナウイルスの猛威による被害は計り知れません。今も病院やご自宅等で治療、静養されておられる皆様のご回復をお祈り致します。

 私たちは日々の生活の中で沢山の人々に支えられ、また支えながら過ごしています。この度の新型コロナウイルスの被害に対しても、様々な支援の動きが国内外に拡がっています。

 私たちは支援の方法は多様に用意されているべきだと考えます。「ささえあいプロジェクト」は国民・行政・企業・団体が連携し、困難に直面しているすべての福祉施設のための支援が目的です。

 マイルストーンは中立的そして公平性を保ったスタンスにおいて、支えが必要な施設の情報を発信していきます。そして保護者として、わが子も含めた将来のこの国が誰でも安心して笑顔で暮らせることを願い支援活動を続けます。

 ご覧頂いてる皆様には、当ホームページを情報の交差点として大いにご活用下さい。適切かつ迅速な支援活動に繋がるよう努めてまいりますので宜しくお願い申し上げます。

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マイルストーン株式会社

代表取締役

後藤裕紀

 新型コロナウイルスの感染拡大により世界的に困難な状況が続いています。

日本も同様で今後の感染爆発も大変心配される状況にあります。そして昨今、障害者施設や高齢者施設など、社会的に弱い立場にある方々が集団で生活する場所でのクラスター(集団感染)の発生が相次いでいます。生活の場である以上、運営を休止するわけにもいかず、専門性をもつ職員が感染してしまうと障害者や高齢者の日常的な支援に当たる人手が極端に不足し、残った職員や応援に入った職員の負担が激烈となって共倒れになってしまう可能性も高まっています。

 感染症という事情から、また専門性を必要とする仕事であることから、安易にボランティアがサポートに入ることもできません。いまは私たち一人一人ができることで側面支援をしていきませんか?各施設で不足している物品や経済的な支援などについて、この特設サイトで発信していければ、と考えています。

 なお、今後の同様の事態に備え、国には至急、福祉施設への人的緊急支援システムの設置を提言したいと思います。ぜひとも、みなさんのご理解とご協力をお願いいたします。

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淑徳大学

総合福祉学部教育福祉学科

教授 松浦俊弥

至急、生活物資を届けたい!

​~いま、北総育成園へのあたたかい支援を!~

淑徳大学

総合福祉学部教育福祉学科

教授 松浦俊弥

 

〈メッセージ〉

 みなさん。こんにちは。淑徳大学の松浦です。北総育成園支援のためのページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

北総育成園(千葉県香取郡東庄町)は千葉県船橋市に本部がある社会福祉法人さざんか会が運営している障害がある方々の入所施設です。さざんか会はこのほかに障害がある幼児が利用する児童発達支援センター、学校に通う障害がある子どもが放課後や休日に利用する放課後等デイサービス、障害がある方のショートステイおよび通所施設、重症心身障害がある方の施設などを運営しています。地域に暮らす障害児者やそのご家族にとってなくてはならない活動を60年以上も前から続けてきました。

私は数年前から同法人の依頼で職員研修会の講師や職員募集につながる学生の施設見学会企画などで施設運営の側面支援を続けてきました。教え子も施設職員として同法人に就職し、充実した日々を過ごしています。

 今般、北総育成園で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、入所者や職員の半数以上が感染症に罹患する事態となっています。これ以上の感染防止の観点等、その他諸般の事情から入所者が他の施設へ移ったり一時帰宅したりすることは困難です。また障害者への支援には専門性が必要であること、感染リスクがあり外部からの人的支援が難しいことなどから、さざんか会は他の系列施設の事業を一時休止するなどして、職員が北総育成園の支援に臨時的に当たっています。それでも現在の支援状況は過酷となり、関係者は「法人存続の危機」を訴えています。

 感染症の拡大は「災害」です。東日本大震災でも今回の感染症でも、障害があったり高齢であったり、また病気があったりする方々など社会的に弱い立場にある者がその生命の存続に大きな影響があり、彼らを支援する人々にも大きな困難が押し寄せました。

いま、すべての方に「社会的に弱い立場にある人々の支援にかかわっている」みなさんの窮状にも目を向けていただき、特に緊急を要するさざんか会にご支援をいただければと考えています。何卒お力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

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社会福祉法人さざんか会

障害者支援施設のまる施設長

泉一成

 

〈メッセージ〉

 北総育成園と同系列の障害者施設で施設長をしております泉と申します。このたびは育成園の件でご心配をおかけしております。

現在の状況をお伝えします。

  • 感染していない支援職員は1人しか残っていない

  • 厨房の職員も一人しか残っていない

  • そのため障害がある入所者が食べやすい「きざみ食」が作れない

  • 法人系列の他施設から応援が入っているが、応援職員が夜勤を伴う9連勤するなど過酷な状況

  • 感染しているが無症状の職員が37名いて4月15日ころのPCR検査で陰性が確認されれば業務に復帰できそう

  • そのためこの緊急事態の収束はあと2週間ほどとみている

  • 職員は何を食べても大丈夫だが利用者が食べやすく飲み込みやすいものが必要

  • いま欲しいものは調理しなくて済む、また飲み込みが難しい利用者の方も食べられるもの

  • 菓子パン、スープ、アルファ米、レトルト、缶詰、ゼリーなど

  • 利用者は60名(職員は応援スタッフを入れて40名)

以上です。

 北総育成園にご支援を賜れば幸いです「4月5日(日)9時現在」

 食糧供給は間に合いました。ご協力頂きありがとうございました。「4月5日(日)15時現在」

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北総育成園にはいま宅配便も入れない状況なので船橋の「のまる」に送っていただければ自分が車で物品を移送します。

社会福祉法人さざんか会

障害者支援施設のまる施設長

泉一成

【〒274-0051 千葉県船橋市車方町549 障害者支援施設 泉一成 047-456-7361】

 ※内容欄に「北総育成園支援物資」と明記してください

物資送付についてご質問等がありましたら下記までお願いします。

送信ありがとうございました

感染症対応で困難に直面している福祉施設があればご相談ください。

本サイトで事実確認をしたうえでプロジェクト対応します。

国への提言

淑徳大学 松浦俊弥

 

 今般の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、障害者施設のみならず高齢者施設など、社会的に支援が必要な方々の福祉施設にクラスター(集団感染)が発生しています。施設の特質上、国が危惧している「密閉・密集・密接」の三条件がそろいやすく、また通所の施設とは異なり入所型の施設は運営を休止したり利用者を帰宅させたりすることも難しく、対応に苦慮している施設が後を絶ちません。千葉県香取郡東庄町にある障害者入所施設・北総育成園で発生したクラスターでは、行政から医師や看護師の派遣などの支援はありますが、当事者の介助に当たる施設職員の直接的な応援はありません。北総育成園を運営する社会福祉法人さざんか会(千葉県船橋市)は系列の他施設を閉じ、その職員を育成園の応援に充てたり近隣の施設から応援をもらったりするなどしていてギリギリの対応を続けています。しかし、中には9日連続で夜勤を含み連勤する職員もいて、他施設をも巻き込みながら共倒れしてしまうリスクが高まっています。

 東日本大震災においても社会的に弱い立場にある方々がより困難な状況に置かれたことはよく知られています。その際、医療的支援としてDMATが活躍し、その後の各地の災害においては心の緊急支援チームとしてDPATも活躍されました。今般の感染症事案では医療崩壊の可能性も懸念されていますが障害児者や高齢者、児童のための入所施設においてクラスターが発生したり大災害で被害を受けたりした場合、施設運営を応援する福祉的支援や介護に専門性を持つ緊急対応チームの設立と派遣が急がれるように思います。

 すでにそのような災害派遣福祉チームDWAT((Disaster Welfare Assistance Team)を設置した自治体が出てきていますが、国(厚生労働省)にはこの種の緊急支援チームを今後に備え、国レベルでDWATを迅速に設立し、チーム構成から研修、派遣システムの構築までを検討し始めていただきたく提言いたします。またいまだDWATのない千葉県にも他府県の動きを参考に、設置を急いでもらいたく提言いたします。

 何卒よろしくお願いいたします

 

【参考】

D M A T(ディーマット)

災害派遣医療チーム

医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)から活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チーム

 

D P A T(ディーパット)

災害派遣精神医療チーム

自然災害や航空機・列車事故、犯罪事件などの集団災害の後、被災地域に入り、精神科医療および精神保健活動の支援を行う専門的なチーム

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